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マイナス思考の人の原因・特徴15個と改善方法!恋愛傾向は?

マイナス思考の人の原因・特徴15個と改善方法!恋愛傾向は?

マイナス思考になってしまう人の原因や特徴、恋愛傾向についてまとめています。また、マイナス思考の人のための改善・克服方法も紹介しています。マイナス思考かどうか確認したい人は診断チェックリストも紹介しているので試してみてください。


マイナス思考でいつも守りに入ってしまう…。前向きに何でもチャレンジする人を見ると、羨ましく感じると同時に「自分にはできない」とあきらめていませんか?

マイナス思考にはメリットもありますが、デメリットもたくさんあります。変わりたいと思う気持ちがあるなら勇気を出して一歩踏み出してみましょう。今回は、マイナス思考の原因や特徴を解説し、改善方法を伝授します。

マイナス思考の意味とは?

マイナス思考とは、物事をマイナスに捉えたり考えたりする思考を意味します。

・どうせ失敗するに違いない
・やるだけムダだ
・自分はダメなヤツだ
・迷惑に思われるだろう
・努力しても得るものはない
・嫌な予感はいつも当たる
・今回も上手く行かないだろう

このように、何かにつけてマイナス方向に思考が傾き、良いイメージを抱けない状態です。

マイナス思考の類語

マイナス思考の類義語には、以下のようなものがあります。

・ネガティブ思考
・ペシミズム
・悲観的
・否定的
・消極的
・自虐的
・後ろ向き

マイナス思考に陥ると、過度に失敗を恐れて行動を起こすことができません。マイナス思考にはメリットもデメリットもありますが、行動せずにあきらめて人生の幅を狭めてしまいうのは、大きなデメリットと言えるでしょう。

マイナス思考が止まらない…やめたい…

「マイナス思考をやめたい」「もっとポジティブになりたい」と思っているのに、悪い方向への思考が止まらないのは辛いですよね。「どうして自分はこんなにマイナス思考なんだろう」と自己嫌悪に陥り、ますますマイナス思考になってしまう人は少なくありません。

ポジティブに何でもチャレンジしてがんばっている人をまぶしく思い、自分と比較して更に落ち込んでしまうでしょう。「考えても仕方ない」「考えない方が良い」と思っていても、止められないのがマイナス思考の苦しいところです。簡単に思考を転回できるくらいならば、そもそもマイナス思考に苦しんだり悩んだりしません。

だけど、苦しみや悩みには必ず出口があります。マイナス思考の特徴や仕組みを理解して、あなたに合った方法を見つければ、今からでもマイナス思考の自分を変えられるのです。

マイナス思考になる原因・理由は?

マイナス思考を改善したいなら、まずは原因を考えましょう。マイナス思考の原因は大きく分けて2つあります。

生まれつきの気質や性格

人には生まれ持った特性があります。マイナス思考の人は、生まれつき思考がマイナスに傾きやすい特性を持っているケースが多いのです。しかし、あくまでも「マイナス思考になりやすいだけ」であり、何をしてもマイナス思考になってしまうわけではありません。

環境や親の影響

・親がマイナス思考で影響を大きく受けている
・厳しく否定的なしつけを受けて自己肯定感が低い
・過保護、過干渉に育てられ自立心が未発達
・トラウマになるような失敗の経験がある

このように、マイナス思考になりやすい経験を積み重ねると、何事もマイナスに考える思考のクセがついてしまうのです。

そして、生まれながらの特性と環境が合わさったとき、逆らいがたい強固なマイナス思考の持ち主になってしまいます。

マイナス思考の人の特徴15個

マイナス思考の人にはどんな特徴があるのでしょうか。性格や行動について解説していきましょう。

1. 臆病で慎重

いつも物事を悪い方向に考えてしまうのは、臆病で慎重な性格だからです。トラブルや状況の悪化を極度に恐がり、少しでも悪い可能性があれば行動を自粛します。ダイナミックな発想や取り組みを避けるので、何事にも受け身で消極的です。

2. 心配性

悪い想像ばかりしてしまうので、マイナス思考の人はとっても心配性。初めての取り組みには強い警戒心を持ち、おっかなびっくり取り組みます。また、新しい環境も苦手で、場所見知りや人見知りもあります。

3. 失敗やミスが少ない

マイナス思考の人の慎重さは、仕事では大きな長所となります。先の心配をして最悪の事態を想定しながら慎重に取り組むので、失敗やミスがとても少ないのです。

また、常に「失敗するのではないか」と自分を疑いながら取り組むので、小さなミスにいち早く気付きます。マイナス思考の人が職場にいると、大きなトラブルが起こり辛くなるのです。

4. 空気を読むのが上手

慎重さは人間関係も例外ではありません。適切な対応を取れているかどうか、マイナス思考の人は神経質なほど気を使います。

日常的に周囲の顔色をうかがいながら気配りしているので、空気を読むのが非常に上手です。積極的なアプローチはしませんが、人の気を逆撫でるような行為はせず、空気を読みながら世間を渡ります。

5. すぐ他人と比べる

マイナス思考の人は人間観察を常に怠りません。自分の周りにどんな人がいるのか、じっくりと観察しています。だから空気を読むのが上手なのですが、すぐ自分と他人を比べる悪いクセがあります。

自己肯定感が低くマイナス思考なので、他人と比較すれば自分が劣っているところばかり気付いてしまい、「やっぱり自分はダメだ…」と、ますますマイナス思考になってしまうのが欠点です。

6. 物事に否定的

悪い方向にばかり考えてしまうので、全てにおいて否定的な特徴があります。特に自分に対して否定的で、褒められても「社交辞令だ」と思い、良い提案をされても「自分にはできない」と拒否します。発言に「でも」「だけど」など否定的な言葉が多く、世の中を斜め下から見ているようなところがあります。

7. 被害妄想気味

マイナス思考の人は「自分は人から好かれない」という思いが根底にあります。表面上は問題なく人間関係を築いていますが、自分に自信がないので人の好意にも否定的なのです。そのため、認知の歪みが生じて被害妄想気味になります。

・こそこそ話を見ると自分の陰口だと思ってしまう
・本当に都合が悪くて断っているのに「避けられている」と受け取ってしまう
・適切な評価でも「温情だ」と思ってしまう
・小さな指摘やちょっとした注意にも「ダメなやつだと思われた」と深刻に受け取る
・忙しくてゆっくり話す時間がないだけなのに「嫌われた」と誤解してしまう

このように、マイナス思考の人は根拠がなくても悪い方に考えてしまいます。恐くなって自分から人に近づかなくなり、相手は「なんだか避けられてる?」と感じて遠慮し、ますます人間関係が希薄になってしまうことも少なくありません。

8. 甘えるのが下手

「迷惑をかけてはいけない」「頼ってウザいと思われたくない」という思いが強いので、マイナス思考の人は甘えるのが下手です。困っていてもヘルプを出せず、自力で解決しようと頑張ってしまいます。

仕事ではミスを防ぐために報告、連絡、相談をきちんとしますが、プライベートでは困っていても悩んでいても、なかなか人に助けを求めることができません。

9. 実は理想が高い

マイナス思考の人が自分の殻に閉じこもってしまうのは、実は理想が高いからです。「成功、100%達成以外は認められない」という思いがあり、丸かバツかの百ゼロ理論。

間がなく極端なのです。少しのミスや失敗も許せないため、物事に対して臆病で慎重になります。しかし、マイナス思考の人は自分の理想の高さに気付いていません。

10. 傷つきたくないガラスのハート

百ゼロ理論なので、失敗感を持ちやすいのがマイナス思考の人の特徴です。完ぺきじゃないと「できた」と思えません。僅かなミスでも、「だいたい上手くできた」ではなく「ミスをしてしまった!」とマイナスに受け取り傷ついてしまいます。人よりも傷つきやすい繊細なガラスのハートの持ち主なのです。

11. 決断力がない

マイナス思考の人は自分に自信がないため、決断力がありません。特に、自分以外の人が関わることについて、「自分の決断で失敗したらどうしよう」という思いがあるので、決断役を可能な限り避けようとします。

また、自分だけが関わる決断についても、マイナス思考が影響するので消極的な決断ばかりです。「きっと上手くいく」と、やや上のレベルに取り組むような積極的な決断ができないため、せっかくの能力を発揮する場がなく、宝の持ち腐れ状態になります。

12. 経験値が圧倒的に少ない

常に最悪の事態を考え「失敗するくらいならやめておこう」という消極的な決断ばかりをしているため、当然ですが経験値が圧倒的に足りません。

経験が少なければ成功体験も少なくなり、「上手くいく」というプラス思考を持ちにくくなります。マイナス思考の人が自信を持てないのは、実体験の少なさが大きな原因の1つです。

13. 人間関係が狭い

マイナス思考の人は人付き合いも消極的なので、人間関係が狭くなります。自分とタイプが違う相手だと、「つまらないヤツと思われるだろう」「ノリが違う」と壁を作ってしまいます。

自分と似たタイプの相手じゃないと安心して付き合えないので、「類は友を呼ぶ」的な友達ばかりに偏ります。常に自分と同じ価値観の世界に身を置いているため、新しい価値観に触れられず、マイナス思考に困っていながら抜け出せません。

14. 暇人が多い

マイナス思考の人が物事を深く悪い方に考えてしまうのは、思考に使う時間がたっぷりあるからです。率直に言えば暇人が多いのです。

忙しさに追われて目の前のことをやるしかない状況ならば、「どうしよう」と悩む暇はないはず。決断して次に進まなければ間に合わない状況ならば、「きっと失敗するからやめておこう」と逃げることはできません。

15. ストレス値が高い

人よりも時間があるはずなのに、余暇を悪い方向へ考えることで使ってしまうので、マイナス思考の人はストレス値が高くなります。人間関係にも仕事にも、とても気を使い慎重に取り組みますから、常時気を抜けないのです。

やっと1人になっても、「あの時の自分の対応は正解だっただろうか」「もしかしたら気を悪くしたかもしれない」とマイナス思考で頭がいっぱいになります。要は切り替えが下手なのです。常に心配して不安な状態で、ストレス発散も下手なので、マイナス思考の人は精神的にいつも疲れています。

マイナス思考の人の恋愛傾向

マイナス思考の人の恋愛はこじれやすいのが特徴です。まず、スタートラインに立てません。「どうせ告白しても断られるに違いない」と、マイナス思考全開なので、自分からアプローチできず受け身一辺倒になります。中にはマイナス思考がこじれまくって好き避けに走るケースもあります。そのため、多くが「相手からの告白」で交際が始まります。

交際が始まっても、マイナス思考は止まりません。付き合っているのに好かれている自信が持てず、積極的になれません。言葉や態度で彼氏、彼女への愛情表現するのも苦手です。交際後も受け身の姿勢は続きます。彼氏、彼女の理解が得られなければ、当たり前のように破局を迎えます。

この時、マイナス思考の人は傷つきつつも「やっぱりね」と自分の思考に納得します。マイナス思考は自分が大きく傷つかないための防波堤でもあり、失敗経験がますますマイナス思考を強固にするのです。

マイナス思考のメリット

あなたは今苦しんでいますが、実はマイナス思考にはメリットがたくさんあります。

・物事を慎重に行うためミスが少ない
・行動も慎重なのでケガや事故が少ない
・警戒心が強く人に騙されにくい
・神経がこまやかで上質な気遣いができる
・最悪のケースに常に備えているのでトラブル解決力が高い

人は群れを作る性質があり、マイナス思考の人はあらゆるトラブルから集団を守るために、誰よりも敏感なセンサーを持って生まれてきたと言えます。マイナス思考の人は、集団において必要不可欠な存在です。

マイナス思考で辛いことが多いかもしれませんが、メリットを活かしながらデメリットを解消できれば、仕事でもプライベートでも最強になれる可能性を秘めているのです。

マイナス思考の改善・克服方法14個

今はマイナス思考のクセがついているだけ。思考を決めるのはあなたです。改善、克服の可能性はあなたが握っています。あなたが幸せになるために、マイナス思考の改善、克服方法を伝授します。

1. 自分の能力を正確に把握する

マイナス思考の人は、自分を過小評価しがちです。本当は充分足る能力を持っているのに、万が一を考えて消極的になってしまい、本来のパフォーマンスを発揮できません。だから、まずは自分の能力を正確に把握していきましょう。いざという時、できるかできないかを判断するために、平常のときに客観的に自分の能力を見極めておくのです。

「自分の能力がわからない」と言うなら、資格取得に挑戦すると良いでしょう。自己判断ではなく、第三者から「あなたはこれができます」という確実な評価を得られるので、自信につながります。

2. 小さな成功体験を積み重ねる

マイナス思考は経験から成り立っています。今は「失敗した」と思う経験を積み重ねてしまい、物事にプラスのイメージを持てなくなっている状態です。ならば、今から成功体験を積めば良いのです。小さな成功体験ならば、今日からでも経験できます。すぐにできる成功体験をいくつか紹介します。

・自分が決めた起床時間に起きる
・しっかり歯磨きをする
・1日1つ良いことを見つける

マイナス思考の人は「え?これが成功体験?」と思うかもしれませんが、どんなに小さなことでも「こうするぞ!」と自分で決めた目標を達成すれば成功体験になります。今までだって普通に成功体験を積んでいるはず。あなたがそれに気付かないだけです。

確実に達成できる小さな目標を意識的に立てて、たくさんの成功体験をしてください。「できた!」という実感を多く持てば持つほど、マイナス思考は改善していきます。成功体験は質よりも量にこだわりましょう。

3. 反復して確かな自信を身につける

マイナス思考の人は慎重です。1回の成功体験だけでは、「次は失敗するかもしれない」と不安に感じてしまいます。だから、「これは絶対できる!」と思えるまで反復して、確かな自信を身につけましょう。回数をこなせば、必ず自信につながります。

反復する内容も、簡単なものから始めるのがおすすめです。マイナス思考の人はハードルを高めに設定しがちですが、思いっきり低くして「できて当たり前」の事柄から始めてください。「こんなの練習なんかいらないよ」と思えるくらい余裕を持てたら、少しずつステップアップしていきましょう。

4. 多様な価値観に触れる

マイナス思考の人は失敗を恐れて行動を自己規制するため、どうしても経験値が少なくなります。人間関係も同様で、近しい極僅かな人以外とは一定の距離を保ち、深入りしないようにしています。そのため、価値観が狭くなり、マイナス思考に支配されやすくなります。

思慮深さはマイナス思考の人の長所ですが、思考を変えたいならたくさんの人と接して、多様な価値観に生で触れるべきです。あなたから積極的に近づくのが難しいなら、まずは誘われたら断らずに応じることから始めましょう。「話さなければ」とプレッシャーに思わず、人の話を聞く目的で参加すれば良いのです。

また、読書もおすすめです。自己啓発本はもちろん、ノンフィクションや小説も良いでしょう。登場人物の気持ちが文字で明確に表現されているので、認知の歪みなく価値観に触れることができます。

価値観は人の数だけ存在します。多くの価値観に触れれば触れる程、あなたの思考も柔軟になるでしょう。

5. 丁度良い妥協点を探す

「失敗か、成功か」の百ゼロ理論になりやすいのが、マイナス思考の人の弱点です。極端に物事考えて間がないため、充分な自信がないと行動に起こせません。せっかくチャンスが目の前にきても見送ってしまうので、とても損です。

マイナス思考の人はもっと柔軟に考えるようにしましょう。「失敗か、成功か」ではなく、「半分できればOK」など、丁度良い妥協点を探すのです。成功しなくても良し、失敗してもそこから学ぶことがあれば良し。

妥協を覚えれば、選択肢は今よりもずっと広がります。選択肢が広がれば経験値も増えます。「やれば案外できるものだ」という成功体験を積むためにも、妥協はとても大切です。

6. 相反する視点で物事を考える

光があれば影ができるように、物事には相反する面があるものです。しかし、マイナス思考の人はマイナスに偏っています。偏りを改善するために、何事に対しても相反する視点で考えるようにしましょう。マイナスに捉えたことはもちろん、プラスに感じたことでも、あえて「でもここがイマイチ」と言ったように、相反する視点で観察するのです。

物事を多角的に見ると、さまざまな捉え方ができるようになります。続けている内に、「マイナスな部分ばかりではない」という気づきが増えていきます。自分のマイナス思考を疑うきっかけになるでしょう。

7. 良いこと探しを習慣化する

マイナス思考の人は、欠点や弱点に気付きやすいです。役立つこともありますが、どうしても思考がマイナスに引っ張られてしまいます。バランスをとるために、意識的に良いこと探しをしましょう。

マイナス思考になってしまったら、「でも」と否定の接続詞で言葉を続けてみてください。例えば「今日のランチは美味しくなかった。『でも』量は丁度良かった」といった感じです。良いこと探しが習慣化すれば、1日の中でプラス思考になる時間も増えていきます。

8. 全ての言葉をポジティブに変換する

思考と言語は密接にかかわっています。マイナス思考の人は、マイナスイメージの強い言葉を選びがちです。そこで、「あ、今マイナスの発言をしてしまった」と思ったら、無理矢理でも良いのでポジティブに変換してみましょう。周囲に人がいるときは、心の中だけでも構いません。

不自然でも無理矢理でも、ポジティブな言葉に置き換えると、不思議と気持ちも上向きになるものです。「ポジティブな言葉を選ぼう」と思考を巡らせれば、その間はマイナス思考もストップします。続けていく内に、ポジティブな言葉のストックが増えて、意識しなくても前向きな発言が増えるでしょう。

9. 笑顔の時間を増やす

マイナス思考改善には表情も重要です。マイナス思考の人は不安や心配事が多いため、無意識に表情が暗くなり、姿勢もうつむき加減になりがちです。暗い表情で下を向いていると、より一層暗い気分になり、マイナス思考が止まらなくなってしまいます。逆を言えば、笑顔を増やせば自然と気分が上向きになるのです。笑顔にはさまざまな効能があります。

・免疫力アップ
・ストレス軽減
・やる気の向上
・リラックス効果

笑顔になると、セロトニンやドーパミンなどのホルモンが分泌され、上記のような良い効果をもたらします。好きな動画を観たり、楽しい時間を増やしたりして、いっぱい笑ってください。作り笑顔でもある程度の効果がありますから、とにかく笑顔を増やしましょう。

10. 体を鍛える

マイナス思考は心理的なものですが、肉体と心はつながっているため、体を鍛えるのも改善に有効です。筋トレやウォーキングなど、あなたのペースで良いので日常的に体を鍛える時間を作りましょう。

筋力がつけば肉体的な作業が楽になり、体力がつけば疲れにくくなるように、体を鍛えると目に見えた効果が表れます。そのため、今までは体力的な面でマイナス思考になり避けていたことも、チャレンジしようと前向きになれるのです。肉体面だけでもチャレンジする機会が増えれば、同時に成功体験も増えて、マイナス思考が改善されていきます。

11. 健康的な食生活を心がける

体を鍛えると同時に、食事にも気を付けて健康を目指しましょう。健康な肉体は健全な精神を養います。しっかり体を動かし、バランスの良い食事をきちんと採るだけで、人はポジティブになるものです。

健康的な食生活を送れば、栄養が満たされて病気への抵抗力もつきます。また、「自分は食生活に気を付けている」という事実が自信につながり、過度に病気や体調不良の心配をしなくなります。実際に体調の良い日が増えれば、「少々無理をしても耐えられるだろう」と思えるようになり、良いことずくめです。

12. しっかり睡眠をとる

しっかり睡眠をとり、疲れとストレスを溜めないようにするのもマイナス思考改善に不可欠です。人は疲れるだけでイライラしたり不安になったりします。逆に元気ハツラツならば、大抵のことは笑ってやり過ごせるものです。

マイナス思考を克服したいなら、精神面だけではなく肉体面もアプローチしましょう。運動、食事、休息を、無理のない範囲でバランス良く組み込んでくださいね。

13. 忙しくて今やるべきことに目を向ける

思考は時間がある時に深くなります。マイナス思考の人は深く考える時間があり過ぎるのです。要は暇なのです。余計なことを考えなくて済むように、良い体調をキープできる程度で予定を入れていきましょう。

今やらなければならないことが増えて忙しくなれば、思考する時間が減ります。つい先の心配をしそうになったら、「今を良くするにはどうしたら良いか」に目を向けてくださいね。

14. 常に具体策を考える

今に目を向けても、マイナス思考の人はリスクを考えて、できない理由を探してしまいます。「マイナス思考になってるな…」と気付いたら、ただ心配するだけではなく、心配事をどうすれば解決できるのか具体策を考えましょう。具体策がわからなければ、どんな情報を集めれば良いのかを考えてください。例え答えに辿り着けなくても、諦めずに「どうすれば上手くいくのか」を追求しましょう。

具体策を考えるクセをつけると、仕事でもプライベートでもさまざまなシチュエーションで役立ちます。良い結果を出せるようになり、自信を持てるようになるでしょう。

マイナス思考からプラス思考へ変える方法

思考とは、あなたが考えて脳を動かすことです。マイナス思考のクセがついていても、考え方の方向性を変えれば、プラス思考へ変えられます。

プラス思考とは、物事を肯定的に捉えて良い方向に考える力です。物事には必ずプラスとマイナスの両面があります。マイナス思考のあなたは、つい欠点や悪い可能性について思考が働きますが、マイナス思考になったら必ずプラスの事柄を探すようにしましょう。

・会話にうまく入れなかった→人の話をじっくり聞けた
・せっかくのお出かけなのに雨→地球がうるおった
・失敗して時間を無駄にした→失敗したから気を付ける点がわかった

意識的にプラスとマイナス両方を考えることで、徐々にプラス思考のクセがついていきます。とは言え、クセの矯正には努力と時間が必要です。一朝一夕では変わりません。それを大前提に、「いつか自然とプラス思考になれる」と信じて、コツコツと努力を続けましょう。

マイナス思考の人との付き合い方・接し方5個

マイナス思考の人と付き合うのは、とても疲れることですよね。だけど、マイナス思考を理解して適切な接し方をすれば、お互い良好な関係を築けます。マイナス思考のメリットをあなたが引き出して、ウィンウィンの関係を作りましょう。

1. わかりやすく言葉と態度で伝える

日本は言葉少なく察することを美徳とする文化があります。しかし、マイナス思考の人に「言わなくても伝わるだろう」と思って接すると、不安にさせるだけです。言葉がないと、マイナス思考の人は悪い方向に考えて、認知の歪みが出てしまいます。

ですので、マイナス思考の人と接する時は、わかりやすい言葉と態度で具体的に説明してください。仕事でもプライベートでも、伝えたいことはストレートに伝えましょう。

また、表情も大切です。普段より笑顔を心がけて、優しく明るく接しましょう。「私はあなたの敵ではないよ」「あなたに好意的だよ」「仲良くしたいと思っているよ」と、わかりやすく態度で示して、あなたから歩み寄るのです。そうすれば、マイナス思考の人は安心し、少しずつ心を開いてくれます。

2. 否定的な言葉を使わない

マイナス思考の人は、とにかく物事を悪い方に考えるクセがあります。普通に接していても、「気を使って合わせているのではないか」「本当は違うことを思っているのではないか」と疑ってかかります。否定的な言葉を言われれば、「やっぱり自分は嫌われている」と傷付き、たちまち心を閉ざしてしまいます。

だから、マイナス思考の人と接するときは言葉選びが重要です。可能な限り否定的な言葉を使わないようにしましょう。あなたがマイナスの言葉をプラスに変換して、雰囲気を良い方向に持っていくのです。

3. 無理してマイナス思考に共感しない

マイナス思考の人は、心を開いた相手には愚痴や不満を打ち明けます。親しくなればなるほど、マイナス思考の話を聞かされることでしょう。この時、無理して共感する必要はありません。無理をすると付き合いがストレスになります。どちらか一方が大きなストレスを抱える関係は、いつかゆがんでこじれてしまいます。

だから、あなたはマイナス思考に合わせなくて良いのです。ただ、「そうなんだね」と話を聞いてあげるだけで充分です。もしも共感を求められたら、「私は別の考え方をしているよ」と、あなたの気持ちを伝えれば良いのです。

その上で、「人によって考え方はいろいろだね」と、相手の言葉を否定しなければ、マイナス思考の人は「さまざまな価値観があるんだ」と自然に受け止められるでしょう。

4. マイナス思考を矯正しようとしない

マイナス思考の人と付き合っていると、「どうしてそんな考え方をするんだろう」と、疑問や反発を覚えるかもしれません。「もっと楽に考えれば良いのに」と、優しさから「変えてあげたい」と思う人もいるでしょう。

だけど、人にはそれぞれ考え方があります。あなたと考え方が違うからといって、マイナス思考を矯正しようとしてはいけません。好意からの行動でも、変えようとする行為は相手を否定するのと同等です。

マイナス思考の人は否定にとても敏感ですから、あなたの気持ちを察して傷つき、マイナス思考の自分を自己嫌悪してしまうでしょう。相手がマイナス思考だからこそ、丸ごと「それがあなたなんだね」と肯定する気持ちが大切です。

5. 適度に距離を保つ

相手がマイナス思考に限った話ではありませんが、快適な人間関係を築くには、適度な距離感を保つのが重要です。仕事など一定のラインがひける相手ならば、必要なときだけあなたからコンタクトをとれば充分です。

一方、親しい友人や家族がマイナス思考の場合は、「今は相手の話を聞く時間」「これから自分の時間」と、意識的にメリハリをつけて付き合うと良いでしょう。マイナス思考の人にとっても、メリハリのある接し方はわかりやすく、不要な不安や不満を抱きにくくなります。

マイナス思考の診断チェックリスト

マイナス思考を診断できるチェックリストを作りました。次の項目に「はい」か「いいえ」でお答えください。「はい」が多いほどマイナス思考度は高くなります。

・常に人の目を気にしてしまう
・話しかけたら迷惑かもしれないと考えてしまう
・成功しなければ意味がない
・失敗するくらいなら何もしたくない
・人から嫌われるくらいなら空気のような存在で構わない
・そもそも自分は人から好かれるタイプではない
・自分の気持ちを言葉に出すのが苦手だ
・世の中は不公平だと思う
・自分は10の努力をしても1しか得られないタイプだ
・大きな挫折経験がある
・努力だけでは超えられない壁がある
・自分には特技がない
・自分には長所がない
・何事も自信が持てない
・常に先のことを考えてしまう
・起こる前から心配ばかりしている
・我ながら不安症だ
・褒められるのが苦手だ
・人生に希望を持てない
・奇跡なんてウソだ

まとめ

マイナス思考の人は、傍から見ると損な性格です。まだ起こっていないことを心配し、警戒して自らチャンスを棒にふってしまいます。マイナス思考の人の良さがわかるからこそ、「なぜそこまで自分を過小評価するのだろう」と不思議でたまりません。あなたよりも周囲の人の方が、あなたの能力を適切に評価しているものです。

だから、もう少し周囲の話に耳を傾けてみましょう。褒められたら否定せずに、「それが自分の長所なんだ」と素直に受け止めてください。言葉をそのままの意味で受け止めるのが、マイナス思考脱却への第一歩です。

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